そうだ、今日「国会議事堂」見学に行こう!
とある平日。国会議事堂に行ってみました。
なかなか見ない国会議事堂の裏側やすぐ隣の首相官邸などを見ながら周りを一周。
子供たちが社会科見学をしていたり、年配の方がツアーで巡っていたり…
平日ですがなかなかたくさんの人が見学をしている様子。
本当に予約なしで行けるのか?とちょっと不安になりました。
テレビや写真では見たことある「国会議事堂」
間近で見ると本当に大きな建物です。
まずは「参観通用門」へ
「参観通用門」は国会議事堂の裏側にあります。
「国会議事堂前駅」というのがあるので、そこが一番近いように思えますが、「参観通用門」に一番違いのは「永田町駅」でした。
見学の流れ
見学のシステムは、月曜日から金曜日の平日のみ(土、日、休日、年末年始は休み)
午前9時から午後4時までの毎正時(午前9時、午前10時、午前11時、正午、午後1時、午後2時、午後3時、午後4時)から見学スタートです。
スタート5分前の55分までに受付をし必要項目を記入します。
英語の紙もあるようです。英語のパンフレットはありますが、案内はすべて日本語です。
その時間をオーバーすると次の回の見学になります。
逆に早過ぎても入館させてもらえず、早めに行って次の回の予約をするのもNGなようでした。
毎時40分から入場受付を開始します。まずは長いエレベーターを降りロビーで時間が来るのを待ちます。
同じように当日個人で申し込んだのは全員で20名くらいの集団で見学します。
まずは予約した順に名前を呼ばれます。
その後、金属探知機の中を通り荷物チェックを行ってからの入館です。
階段を6階まで歩いて登り、国会議事堂の最上階へ。
そこから「参議院本会議場」へ入ります。
最高の材料で、最高の建築を
残念ながら、議事堂内は写真撮影することはできないのですが「参議院本会議場」は撮影OK!
内装はヨーロッパの美術館のように、排気口や窓に至まで細かい彫刻が施され、歴史ある赤絨毯はふかふかでした。
特に国会議事堂の中央部分にある「中央広間」はルーブル美術館のような重厚な作りで見ているだけでワクワクします。
それもそのはず、昭和11年に「最高の材料で、最高の建築を」という合言葉のもと、材料はほぼ全てが純国産で造られ、日本技術の粋を尽くして建てられているそうです。
本当に「建物」としてすばらしかったです。
個人的に気に入った場所は
- 階段の窓から見える国会議事堂の中央ピラミッド部分
- 昔、議員が馬車で来ていた時代の馬の水飲み場(今は立派な鯉が泳ぐ池になっています)
- 「御休所(皇族控え室)」の前のモザイクタイル
- レトロなエレベーター
です。他にもたくさんの美しいものを発見できます。
最後に国会議事堂の正面玄関へ。
より近く、真正面から見た国会議事堂は本当に大きかった。
なのですが、「思ったより白い」ことに気づいたしまったのです。
私のイメージでは黄色がかったイメージだったのですが、
なんと、国会議事堂は全表面をクリーニングされ、建てられた当時の色に戻ったそうです。
あの黄色は汚れだったのか…
日枝神社まで足をのばすと
少し足を伸ばし、首相官邸横にある「日枝神社」へ。
参拝を済ませ裏手に回ると稲荷神社が!
日枝神社は何度か来たことがあるのですが、こんな風景があるのは知りませんでした。
ぜひお時間あれば少しお散歩はいかがでしょうか?