本好きもそうでなくても、BOOK AND BED TOKYOでゆっくりまったり読書の秋を満喫!
「本がたくさんある空間」。あの落ち着く静かな空間はなんなのでしょう。
そんな場所で時間を忘れてゆっくりと読書ができたら…そんな願いを叶えてくれる素敵な場所が池袋にあります。
「BOOK AND BED TOKYO」は「オシャレなマンガ喫茶」といった印象ですが、
マン喫では味わえないほどのリラックスが体験でき、知らない本との出会いをたくさん提案してくれる場所でした。
まずは腹ごしらえ。池袋で孤独のグルメ
BOOK AND BED TOKYOでは食事は提供されません。
BOOK AND BED TOKYOの中で食事持参して食べることも可能ですが、静かな空間なのでニオイや音が少し気になります。
食事は外で済ませるのがベストでしょう。
今回はBOOK AND BED TOKYOから徒歩3分ほどの「ランチハウス ミトヤ 」へ。
カレーライスにカニクリームコロッケが1つ付いた「カニコロカレーライス(670円)」を注文。
(カレーのライスは少なめにしました。訳は後ほど)がっつり大盛り!が売りの食堂です。
他にも安くてボリュームのあるメニューがたくさん。
眠くならない程度に腹ごしらえしておきましょう。
朝ごはんが必要な方は、朝ごはんの調達も忘れずに。
自動販売機が1台ありますが、できれば飲み物も持参した方が良いでしょう。
電子レンジはありませんが、オーブントースター・湯沸かし器・カップ・お皿は常備されているので、簡単な朝食なら準備ができそうです。
雑居ビルに突然のオシャレ空間。 最高に幸せな「寝る瞬間」を体験!
池袋駅西口から徒歩3分もかからない雑居ビルの7FにBOOK AND BED TOKYOはあります。
エレベーターを降りると、鍵のかかった扉と小さなベル。とりあえず、ベルを鳴らしてみると!!!!! ちょっとびっくりする形でスタッフの方が出てきました(笑)
ここでのお支払いは現金NG。
500円でシャワーセット(タオル・シャンプー・リンス・ボディーソープ・歯ブラシ・が布袋に入ってます) を購入。 支払いにはクレジットカードかIC(SUICA や PASMO)のみが利用できます。 クレジットカードはiPadを利用したCoineyでお支払いでした。 予約確認のメールと身分証名を提示し無事チェックイン終了。 もらった番号でドアを開けると・・・
想像以上のオシャレ空間!
目の前の棚には本がずらーり! ホテルではなくオシャレな本屋のような空間が広がります。 よく見るとその本棚の間に今日のベッドが!奥には巨大ソファーがあります。
二段ベッドのはしごを登る時の感覚というのか?高い棚の本を取る時の感覚というのか? 不思議な気持ちで今日の寝床に潜り込みます。
ベッドはざっくり2タイプ・2サイズから選ぶ
本棚の中で眠れる「BOOKSHELF」と、本棚から離れベッドが並ぶ「BUNK」の2つのタイプ。 サイズは「STANDARD(ベッドの横に荷物が置けそう)」と「COMPACT(荷物と共に寝る感覚)」の2つのサイズです。 私は一番格安のタイプ(本棚の中の「BOOKSHELF」で「COMPACT」サイズ)の3,500円のベッドを予約しました。
ドラえもんの寝ていそうな押入れサイズ。枕元にコンセントを完備。 無料でwifi接続もでき、閉塞感が好きな私としてはとても心地よい空間でした。 「ふかふかなマットレスも無ければ、 低反発の枕も無ければ、 軽く暖かな羽毛の布団も無い。 最高な環境での良い寝心地は、 ここにはありません。(以下省略)」 とコンセプトを掲げていらっしゃいますが、なかなかどうして、私としては程よい硬さの寝心地・触り心地の良いマットレスでした。
リラックス読書モード全開!
他のみなさんも持参している「ほぼパジャマ」服に着替え、用意してあるふかふかのスリッパにも履き替えて、リラックス読者モード全開!
本棚を行ったり来たり。気になるタイトルを探します。 マンガ・小説・絵本・コラムなどなど、それらがなんとなく生活・食事・東京・数学のようなざっくりとしたくくりで並びます。 個人的には「絵本」のラインナップが好きでした。 有名作家の全集から思い出の短編を読んだり、東京の旅行本から新しい東京を知ったり… 巨大なベッドのような大きなソファーで家のようにくつろいでゴロゴロしたり、たくさんのクッションに埋もれたり、好きな格好で読書に没頭。
全体的にオレンジ色のやわらかいライティングの空間なので、場所によっては手元が暗く、字が読みづらい場所があります。自分好みのポジションを確保しましょう。
コンセプトが「泊まれる本屋」ですが、残念ながらここは本の購入はできません。 あしからず。
休憩も兼ねて奥にあるシャワールームへ
簡単に汗を流すには十分なシャワールームが完備されています。 購入しておいたシャンプーなどはさわやかないい香り。
タオルも厚手で快適でした。 歯ブラシは夜と朝に2回使うには厳しそうでした…。
すっきりして2回戦です。 今夜じっくり読むのは「星の王子さま」 なんども読もうとして、最後まで読めておらず…再チャレンジ! しかし、12時を周り小腹が空いてきました。実はこれを待っていたのです。
夜中だからこそ!行列のなしのラーメン屋へ
池袋はラーメン激戦区。
たくさんおいしいラーメン屋がありますが、池袋駅の東口にある「無敵屋」は最近外国人のみなさんに人気。 いつも行列ができてなかなか入れませんが、終電もなくなった夜中であれば余裕で入れます。
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BOOK AND BED TOKYOは池袋駅の西口。
夜中なので池袋駅を通り抜けはできません。大回りになりますが、ぜひこの機会に食べに行ってみてはいかがでしょうか?
▼夜中のルートは「池袋駅」を通りぬけできない
最高に幸せな「寝る瞬間」を体験
お腹も満たしてあとは読みふけるだけ。
しかし、徐々に幸せな眠気がやってきます。
閉じる瞼と戦いながら読み進めましたが、やはり今回も「星の王子さま」は読破できませんでした。
時間はあっという間に経ってしまいます。
朝!最後までゆっくりと読書をして過ごす
最後まで本との時間を満喫します。
買っておいたパンを焼き、BOOK AND BED TOKYOで買ったコーヒーのカプセル(150円)でコーヒーを入れました。
簡単な朝ごはんを食べながら、最後の一冊をゆっくりと窓際で朝日の光で読む…とても良い時間でした。
本棚の中にある「BOOKSHELF」のベッド。
特に上の段は上部に仕切りがないので、立ち上がれば周りが丸見えです。
それは逆もしかり。隣の人が思いがけず顔を出したりするので着替えなどの際は気をつけてください(-_-;)
BOOK AND BED TOKYO(ブックアンドベッド 東京) HP:http://bookandbedtokyo.com/ 住所:東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7階 |
【Writer】Tokyo de Asobo : Yoshida